ゼロからの起業副業ワークショップ
起業・副業
副業解禁がニュースになったり、起業、副業(場合によっては複業)という言葉を耳にする機会が多くなりました。おおたfabで開催中の「ゼロからの起業副業ワークショップ」ですが、従来の「起業副業講座」とは違ったものを目指してスタートしています。
これまでの「起業」というと、(金銭的に)大きな成功を目指し、事業を売却するなど、目的の大きな部分が「経済的に成功する」イメージが大きかったと思います。支援するエンジェル投資家、VC(ベンチャーキャピタル)等が参加するビッチイベントも以前から行われています。うまくいけば、お金だけでなく世間的評価も得ることができました。下図でいうと1と2です。資本主義の世界ですので当然ですし、自身もその「欲のようなもの」を持っていないとは言えません。
ですので経済的成功を題目にした起業講座は以前から存在しています。内容は、企画の作り方、経理税務、デザイン、著作権、会社の設立法等。
市民工房でもあるおおたfabでは、一般の市民が、「自分のやりたいこと(内発的動機)をベースに、そんなに大きくないお金を得ることを目指すこと」(図中の3)と目的としました。
理由は自分がそのような講座を受けてみたいと思っていたこと。捜してもそのような講座が見たらなかったこと。
自身が事業を進めていくなかで、時間をかけて企画を練っても事業の成功確率はそんなに上がらない。むしろたくさん試すことで良い方向に行くと体感し「数を試してみること」の推進役になれればと考えました。
また「副業」が浸透することで、お金は本業で稼ぎ、副業では自分がやってみたいこと(内発的動機)に挑戦してみるというダブルワーク(場合によってはトリプルワーク)を目指すのも愉しそうだと以前から考えてきたし、それができる時代になってきたと思っています。
新しい事業を始める。事業ではなくても、初めてことはうまくいかないことが多いものです。知らないことも多いし。恐れもある。アマゾンだって、多くの事業を試しそして撤退しています。本講座の推薦図書「ニュータイプに時代」(著:山口周)にもあるように「大量に試してうまくいったものを残す」ことが大事なようです。考えてみればおおたfabにも思い当たるフシがあります。お金を小さく使いながら(大きなお金がないだけ)つなげていくことで、いろいろなことを試すチャンスが生まれます。おおたfabでやってきた事例も講座のなかでシェアしています。
従来の起業との考え方の違いは
①小さくお金をかけてもそこそこできるようなデジタル機器や機会(オープンソースの流れやSNS等)が増えている。時代は変わっている。お金は有限。かけすぎない。
②人生(時間)もかけすぎない。ダブルワーク等で練習しつつ、時間もデザインする。
③企画をじっくり練るのではなく、まず初めてみる。好きなことをやって続けてみる。
仲間と一緒にやる
もう一つの大きなポイントは「ひとりでやらない」ことです。新事業は、経理も必要だし、法務も必要です。企画からすべて一人でやるのは負荷が多いというだけではなく、客観的視点を失いがちです。おおたfabでもKindle出版など部活的なコミュニティが生まれていますが、試作品に関してお互いに意見を求めたり、試しに使ってみたり、情報交換会を行い意見を出し合っています。
ゼロからの起業副業ワークショップ次回は11月8日。この回から参加希望される方は、事前にお問い合わせよりご連絡ください。
蒲田コワーキングスペースおおたfabでは、いわゆるデスク貸しだけでなく、メンバー間での学びあいイベントも多く開催しています。
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