Fabとは何ぞや?

「Fab」とは「fabrication」製造、組み立てという意味で、半導体製造工場ことだと以前は思っていたのである。

もう5年ぐらい前になったが、数社で3Dプリンタを共同開発する話が持ち上がりその過程でオープンソースを使う流れになり、そこからfabそしてFabLabを知り「fabrication」と「Fabulous」をかけた世界があることを知った。工業的意味では、”すばらしい”とは思わないけど”おもしろい”と当時思ったですね。また3Dプリンタ開発の経緯から外部に向かって開かれた開発チームのスピードの速さはクローズでの開発しか携わってこなかった自分はほんと恐ろしく速く感じた。で、たいへん感動いたしまして、こりゃ自分の関わった開発だけではもったいない。これはほぼどんな開発の場面でも生かせるに違いないと思ったことが自分でFabLabを開くきっかけになったんだな。

調べてみるとFabにはいろいろな意味があるらしいが、大雑把にとらえると”作る”にほぼ関連する言葉のようである。

確かに何かを作る場ではある。私が運営にかかわっている「おおたfab」は・・・

そして[おおたfab」は、”国際的な共通認識として、ファブラボの名称を利用するための条件”を満たした施設として、ご覧の通りfablabs.ioの地図に登録されておる。

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FabLab○○とは名乗っていないが、ちゃんとしたFabLabなんであるよ。諸君怖くないから安心して欲しい。けっしてぼったくり施設ではない。それどころか古参のおおたfabメンバーさんからは、運営大丈夫か(主に金銭的な意味で)と心配される始末である。まぁ自分も心配ではあるが、とりあえず今年は無事にのりきれそうではあるな。たぶんきっと来年も努力次第では無事であると思っている。ただし「おおたfab」を構成しているメンバーさんの協力は必須条件だ。みなさん来年も協力よろしくお願いします。

 

※22年8月13日追記

あちこちの工作施設が閉所するなか おおたfabは22年8月現在も生き延びております。

会員さんの協力のもとイベントやワークショツプの開催数も増え当面営業を続けることが出来そうです。

結局Fabは運営が作るものでは無く所属する会員さんの力で続けていくものという事が、よ~くわかりました。

今後とも場所作りの協力よろしくお願いします。

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