キャッシュレス決済を導入して1年 小規模事業者視点からのPayPay Airペイ コワーキングスペースでの利用
2018年9月まで、おおたfab(コワーキングスペース&市民工房)では、レジで発生するドロップインやワークショップなどの決済を
すべて現金で行っていました。
約1年経った今、キャッシュレス決済導入に伴い店頭での決済手段がどのように変わったのかグラフにしてみました。
Airペイ2018年11月に導入。PayPay2018年10月に導入。
決済手段の変化
※店頭でのお金のやりとりのみを対象にしています。
月々の変動はありますがPayPayの伸びが大きく、10月には現金を抜いて1位になりました。
昨年のPayPay祭をきっかけに会員さんも導入された方が多く、利用率は上昇しています。
ワークショップでの支払いに使う方も多いように思います。
キャッシュレスを利用する事業者側としてのメリットどデメリット
Suica、QUICPayなどほとんどの決済に対応していて便利。
機械を必要とするので、その準備が必要になる。
レジはiPadを利用したAirレジを利用。新たにレジを導入する必要がない。
プリンタもあるので、その場で領収書やカードの控えもお渡しすることができる。(自分で領収書をイチから発行する必要がない)プリンタ用紙のストックは必要。
レジなので、プリントする時間など、ほんの少しお客様をお客様を待たせてしまうことになる。
低めでありがたいが手数料は取られます。
おつりの用意が不要でラク。
ユーザーさんが自分で決済してくれることがあり思いのほか便利。紙のQRコードさえあればどこでも決済可能。展示会にも持参が簡単。
控えもデジタルでユーザーさんのスマホに残るので、控えのために紙を発行する必要がない。紙とプリンタが不要。
定額のQRコードを発行できるので、よく利用される機械の使用料などはQRコードを発行。お客様が金額を入力する手間を削減できます。
決済されると事業者のスマホにも届くので、確認も一瞬です。
何より手数料が無料。(銀行によるかもしれないが)振込金額もかからない。
上記の様にキャッシュレス決済はウチのような小さい事業者には助かります。何より
「現金の管理が不要」
それは以下の時間が削減されるからです。
①10円玉や1円、5円玉などの小銭の準備。
②それを計算して記入する手間と時間(ちょいちょい間違っているし・・・)。
③現金をしっかり守る手間。
時間だけでなく、
「おつりの用意あったかしら?」とか、
「現金を銀行に入れに行かなくちゃ」
など気にすることが減ったのは、お金に換算しにくいけれど重要なポイントですね。
省人化が言われる時代。
付加価値がつかない業務はどんどん少なくなっていくでしょう。
今は消費者還元事業とPayPayでのお支払いで合計10%還元も導入しています。
ドロップインなどお気軽にご利用ください。
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