ユーザーインタビュー辻風さん(レーザーカッターの達人)

2016年からおおたfabのモノづくり工房を利用されている辻風さんにうかがいました。辻風さんはレーザーカッターを利用して細かい造形や工夫をこらした雑貨を製作されています。

レーザーカッターによるクリスマスツリー

入会のきっかけは?

もともと工作が好きで3Dプリンターとかで何かつくりたいなと思って入りました。

本業のお仕事への影響はあるでしょうか

仕事への影響はあります。コロナになる前は作ったものを職場に置いておいたのでそれに興味持ってくれるヒトがたくさんいました。買う人もパラパラありましたね。

おおたfabでレーザーカッター講習を企画・実施してくださっており非常に好評です どんな思いで講座を企画されられたのでしょうか

おおたfabの栞をデザイン

レーザーカッターに興味があっても図面が作れないとかイラストレーターが使えないということで挫折したりあきらめる人が多く、もったいないので、そういうヒトに向けてあきらめず作り方さえわかってしまえば作っていけるものなのでそこはどんどん講習会で広めていきたいと思っています。

おおたfabで出会った仲間とkindle本を出版しています。出版してみていかがですか?

最初は(レーザーカッター入門という)ニッチな市場だからそんなに売れないと思っていたら、思いのほか売れたので、びっくりしました。出版はずいぶん前ですが、今でもコンスタントに売れているのをみると需要があるのだなと思います。

 

 

 

 

 

 

↑クリックして購入可能

こちらで出会ったメンバーが集まって出版したわけですが、出版するにあたりやりにくさはありませんでしたか?

特になかったです。FaceBook等のSNSを使うことでコミュニケーションがしっかりできました。役割分担含めスムーズに進み良い経験になりました。

2016年からjoinしてくださっていますが
印象的なことや嬉しかったことは

人気の国鉄時代の駅名標かまたストラップ(お客様がピアスに変更)

頭の中で思い浮かべたことがすぐにカタチになっていくことがすごく楽しいですね。そして作ったものがメイカーフェアやデザインフェスタ等で売れるのがすごく面白いです。

今はイベントが少なくなってますがおおたfabの棚でも作品を売っていますいかがでしょう

辻風さんストア

 

イベントほどではないですが、少しずつ売れていて、やっぱりこういう作品を買ってくれる人がいるんだなと思うと次に作るモチベーションになります。

 

おおたfabの感想やご要望は

他の会員さんたちが皆さん個性的で色々なものを作られているので影響を受けています。例えば最近作っているのがドールハウスっぽいやつなんです。これも他の会員の方に誘われたイベントの影響を受けて作っています。

せっかくこういう場所があるので工作する人がもっと増えて、様々なコミュニティみたいなものを作ってより活動が広がればいいと思います。最近仕事が忙しいですがなるべく通ってもっとものづくりをしていきたいと考えています。

 

インタビューを終えて-店長より-

レーザーカッター達人の辻風さん作品は多くのメンバーの目標になっておりまた、レーザーカッター用のイラストレーター講習会を開いてくれることでメンバーの皆さんのモノづくりの道のりでのつまづきを解決してくれています。メンバーそれぞれの自然なコミュニケーションが肝である市民工房として、無理ない自然なやりとりの核となって頂いており店長としてとてもありがたいと思っています。またこの度はインタビューにご対応頂きありがとうございました。

辻風さんのインスタグラムはこちら

https://www.instagram.com/hirotaka_tsuji/

 

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