DMM.mzke.AKIBAのスタジオ閉鎖に思う

DMM.make.AKIBAの「Studio」が8月いっぱいで閉めるそうな。

「Base」は残るので完全に閉めるわけではないのだが。

 

ビートたけしをCMに使い、機材もそろえスタート時にはCerevoを筆頭にハード主体のスタートアップ企業や有望と思われる企業を選りすぐって入居させ鳴り物入りでスタートした場所だった。

私の知り合いの企業も何社か入居し、彼らは期待されているんだな。

金の匂いがするんだと感じた。そしてそれは決して悪いことではない。

単純にお金は大事である。

徒手空拳では普通の人は、ほぼほぼ何も出来ないと私は思うのさ。

金儲けできそうだと他人に思わせるのも企業運営の一つのテクニックだ。

その頃に3Dプリンタ造形受注も大々的に始めていてDMMがものづくり(新商品の開発)を助けることによって収益が上がるかもしれないと思ったのだろう。

アメリカから始まったメーカーズ称賛の流れが当時あり

六本木ヒルズにもしばらく後にTechShopが富士通の支援で出来たりもした。

 

DMM.make.AKIBAに入居していたCerevo製のライブ配信機材はおおたfabにもある。

このように順調に見える会社もあるのだが、

営業を中止した会社や商品化がうまく進んでいないところもたくさんあるようだ。

いくら良い製品であっても時代に合わないものは、売れないのだ。

それはいつの時代でもおなじことなのでそうでだろうな。

としか思わない。流れに逆らう事は無理と言うものだ。

 

だからDMMかTechShopから目立つ企業が育ってくれば  と思っていた。

そうすれば少し流れが変わるかもしれないと期待していた。

しかし残念ながらもの作り企業は割に合わない。

利益が出ないがはっきり証明される結果になってしまった。

もはやこれは受けいるしかない。

 

流れに逆らって個人がもの作りをするにはどうすればいいのか

だからfablabを私は始めたのだが、そう考えている輩は少数派らしい。

もの作りって道楽だろうと思う。

たまたま当たって支援してくれる人がいればラッキーなだけであって

期待してはいけない。

だからお金をかけず

もしくは捨ててもいいと思える金額に抑えて作り続けることを

出来る環境を自分が欲しかったからFabLabを作ったのだ。

3DPを開発する部屋の片隅で始めた。

メーカーズブームもあったのだろう。

20名ほどの会員さんが集まってくれた。

記憶がはっきりしないが、DMM.make.AKIBAと時期的にはたいして変わらないかったような気がする。

 

たぶん世界中で製造を主体とした収益を上げるモデルは成り立たなくなってきているのだろう。

だから世界中で、公的機関が支援策を取ってきている。農業と同じだな。

無くならないし大事なものだが、

利益を上げることは難しいを前提に行動することが必須になりつつある。

ロマンや冒険を追い求めて経済的成功は至難だ。

その流れの中でもがくのには私は飽きた。

中島みゆきさんの”ファイト”を思い出してしまったよ。

 

しかし、作るとか考えるは面白い。これは中毒性がある。

そして何よりも自分で考え手を動かし形にすることは充実した時間が過ごせる。

この気持ちは経済的に成功しようとしまいと自分で動いた者にしか味わえない。

百の評論や議論よりも一つの失敗の方が私にとっては財産だ。

どうせ一回しかない生涯なんだから面白く生きたいね。

また何が面白いかは人によって違うので何とも言えない。

 

どうしたら自分として面白く時間を過ごせるかもテクニックだと思うのだが

それは別の話だね。