昨日26年勤務した会社の元上司(当時の課長)のお別れ会に出席しました。

 

1993年位からお世話になったので、昔といえば昔です。会社の業績が右肩あがりでどんどん伸びていたころでした。

当時彼女の指示で私は連結売上10兆円の計画を作ったこともあります。

 

課長は女性で英語やイタリア語にも堪能で、有能であることは間違いないのですが、ヒトをまとめるタイプというよりは、プレイヤータイプのヒトでした。

彼女の言うことが私は当時パッとわからず、その場でうまく歯車を噛み合わせて回せなかった記憶があります。数年経ってちょっと彼女の言っていることが少し理解できるようになるまるでスルメのような・・・。私はまだ噛み続けています。

 

一方、彼女は空気を読むとか同調圧力等には全く無縁で、厳しいことを言っても本人がとってもクリーンな人だったので、いやな感じはしませんでした。

 

その後彼女は会社をやめ、たまに趣味の会でお会いする程度に。

 

そして突然のお別れ会の連絡。

 

それは彼女自身が企画したお別れ会。

残された日々が少ないと知った元課長は、頼りになる人にお願いして自分で自分のお別れの会を企画していたのでした。

 

希望は

いつも使っていた会社の隣のセンチュリーハイアットホテルにしてほしい。

明るい会にしてほしい。

自分が好きだった美味しい五目焼きそばを食べてほしい。

 

元の会社の副社長、役員ら重鎮たちの愛が感じられるスピーチ。ヨガの先生のお話、シタールの演奏があり、お友達の海外ので旅のお話。なつかしい日々のコメントを述べる。歌手のお友達のアベマリアが流れる。

 

彼女の希望に沿って、

みんなで集っておいしいものを彼女にごちそうになった。(お香典やお花は一切受け取らないと招待状に書いてある)

亡くなってからもなお、自分の人生をさりげなく振り返り、美味しいものをなつかしい場所でふるまって頂いた。

 

私にできることは天国で御礼を言うことしか無くなってしまった。

あとは彼女から学んだ、どれだけ自由に思ったように幸せに生きるのかということかな。

 

元課長からもらったプレゼントはおおきくてあたたかかった。