街散歩の副産物 コーヒー豆あれこれ
のっけからコーヒー党には申し訳ないが、私はさほどコーヒー好きではない。というのもコーヒーは苦いし酸っぱいしその割に入れる手間が多いのでめんどくさい方が先に立ってしまう。言ってしまえば紅茶や緑茶の方がティーパックでお手軽というか超適当に入れても酸味が少ないのでそこそこそ飲める。
本当に美味しい茶を飲むためには、葉の選び方難しくまた季節もあったりしその上入れ方によってまったく違う味になることは一応承知しているのでそんな面倒な事はとても自分でやろうとは思わない。プロにお任せします。
ここからが本題なんだが、それに比べコーヒーは味がきついので素人でも誤魔化しが利くのでは。と考えていたのだが、やっぱり簡単においしく飲むことが出来ない。味覚は千差万別なので私が美味しくなくても美味しいと思う人は当然いるし、どちらが美味しいなんて比較は出来ない。
40を過ぎれば味覚に対する感覚が鈍るので40をとっくの越えて、ジジイになっている自分の舌なんぞてんで当てにならない。でもまあ少しでも美味しく飲みたいと思い立って3年ほど前から街散歩行くついでに行った場所でコーヒー焙煎しているお店から安い豆買ってきて自分や周りにいる人に飲んでもらってどんな豆が美味しいのか探し始めて、かれこれ50店ほど買ったはずだ。おかげさまで何店か安くて美味しい豆を売っている場所も知ることも出来ました。
勝手な推論で恐縮ですが、いくつかの法則のようなものが見えてきたような気がします。まず大きい焙煎メーカーで他社に豆を卸しているようなところの直営店は安くても癖のない豆を売っている確率が高い。ほぼ間違いなくお値段以上に美味しいと私には思えるお店がほとんどだ。幸いなことに大田区には、大きい焙煎メーカーが数社ありその直営店ではみんな比較的安く癖のない飲みやすいコーヒー豆が買える。ありがたや。おまけに大田区蒲田・大森・池上・糀谷は個人の焙煎メーカーが多く激戦区のようで各地区チェーン店を除いて各地区とも5店舗以上ある様だ。そのため私が好む豆が安く手に入りやすい。感覚的に他の地域より2割ほど安い気がする。
それには理由があると考えていて大田区平らな部分の住人は、財布が渋くその割に味の好みにうるさい人が多いのでこの地域で店を存続させれるにはおしゃれな店舗より味なんだな。これは台東区や墨田区・荒川区などの隅田川・荒川沿いの街にもいえるように思う。コーヒーではないが日暮里あたりを中心に半径およそ2km以内で最低20年は営業してそうな雰囲気の飲食店でう~んと考え込むような店に当たったことが私は無く、かつ安い。競争が厳しいってこういう事かと実感できる。文化ですね。ただコーヒー豆に関しては大田区を含む城南地区の方がいろいろとあり豆選びが楽しいような気がする。
写真は、左はかっぱ橋商店会で買ったマイカップ外国人向けのお土産品らしい当時100円のもの コロナ流行前に買いました。けっこう焼きが固く良いカップです。安物なのですが、扱いをぞんざいに使っていますが欠けることなく重宝してます。スシの湯呑は昔からあったけど、コーヒーカップは見た事なかったので面白いので買って見ました。。右の写真はカップ専門店の輸入品コーナー写っているのはヨーロッパのカップです。地下・1階とカップ専門で豊富な品揃えで店の気合が見えて面白かったですね。
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