おとなのあそびば 小林大輝さんの新刊発売!

ぐうぜん

昨年の夏、大田区池上の配信スタジオ兼喫茶店で小林大輝さんに会った。ワタシの娘と同じ位の年回りだが、自分の色を出さずに落ち着いて話をする若者。話のなかで彼がぽつっと言った。

「本を持ってきた」

その日、本を持ってくる話になっていたらしい。たまたまそこに居合わせたワタシは興味をそそられその場でその本を買わせてもらった。「Q&A」という不思議なタイトル。内容が想像つかない。

 

 

 

(⇔クリックできます。)

ペラペラとめくって「推理小説ですか?」と尋ねたが、小林さんは「まあそんなもんです」的な感じで多くを語らなかった。しかしワタシは帰宅後その本読んで驚愕。あまりの展開に目が離せず、頭はグルグルして、読了後誰彼構わずすごい本だと伝えた。その後小林さんが次の作品を書いていることを耳にした。それも「特定のヒト」のために。

幸運なことに、その本をワタシも手にして読むことができた。なんと表現すれば正しいのか今でもわからないが、やさしさなのかふんわりしたようなものなのか何かに包まれるような感覚を覚える文字が並んでいた。

じゆう

その本に出合えたことをきっかけに、おおたfabで小林先生に月イチ文章教室をお願いした。おおたfabにたまたま来ていたなんの脈絡も無いおとなの大田区民を中心に教室スタート。

生徒たちは、海外で怪しい店でぼったくりにあったこと、片目のネコのこと、わかめちゃんカットのこと、自分の歯を全部入歯にしている歯医者さんのこと、心霊スポットのことなど、様々なストーリーを毎月書き、先生によって色付けをしてもらってお開きになる。

さながら「おとなのあそびば」である。

コロナ禍でもZOOMという便利ツールを駆使すると、安心かつ愉しくあそべることをわかり、遠方のメンバー中心に新クラスもスタートした。北海道から九州まで現在生徒は総勢11名。日本各地でおとなが遊んでいる。

教室発足のきっかけとなった小林先生の新刊が9/30発売!これを読んで、みんながどんな言葉で表現するのか・・・。おおたfabに本日入荷。ご希望の方はご連絡ください。アマゾンはこちらから。https://amzn.to/3nbdVmO

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